食品会社が語る本音 


【2】「自分のところの製品は口にしたくない」!?

ここ数年、健康食品を巡る健康被害の報道が相次いでいます。
それが背景で、製品を手にする時
原材料表記(裏ラベル)に書いている、意味不明な材料を見て
「これは一体何なんだろう?」と思われる事ではないでしょうか?

健康食品をはじめ、一般的に流通している加工された食品は
製造メーカーがいろいろな「素材」を組み合わせたり、
さまざまな技術を駆使して作られています。

その「素材」、中には一般のご家庭の中には存在せず
業界用語の聞きなれない漢字やカタカナ文字
とてもどんなものか想像できないような品名を
見受けられるのではないでしょうか?

それらは、商品の価値を向上させる目的
(味を良くしたり、食感を良くしたり、劣化を防いだり、味の安定化、製造工程の短縮化など)で
使われていて、天然由来の物や、化学的に作られた抽出物、防腐剤などで
どれも日本で安全性が認められているものばかりです。

日持ちがして、低価格、味が良くて、便利で・・・
そのような商品は消費者にとって、とても嬉しい事です。
メーカーも日夜研究し、消費者の事を考えた製品開発をしていることでしょう。

全ての製品には当てはまりませんが
一般的に販売されている製品を 消費者が手にするまでは

「原材料生産者」 → 「製品製造メーカー」 → 「問屋」 → 「店頭」

という流通を経由します。
(その他にも、もう一つ「商社」が中に入ったり、「問屋」が入らない場合もあります)

この流通の間、時間というものがかかります。
店頭で、商品に劣化があれば大変な事になり、劣化を防ぐことも必要でしょう。

また、各箇所での費用も当然、発生し
それぞれで利益を出そうとすると、当然、製品化のコストダウンが必要でしょう。

特に価格の面では、価格競争の現代、お手頃な価格というのは、
消費者にとって大きなメリットの1つなので
製品は、難しい漢字、カタカナ文字の食品素材などが使われ
製造工程の短縮・経費削減などをしてコストダウンされています。

しかし、いかがでしょうか?
そうした業界用語の聞きなれない漢字やカタカナ文字の食品素材は
メリットばかりでしょうか?デメリットはないんでしょうか?

私は今までいろいろな食材を使いたくさんの商品開発に携わってきました。
それで、生産者様の所や、工場に足を運びました。
その中で、ある一部の方から「自分のところの製品は口にしたくない」という
驚きのお話を聞いた事があります。

流通と価格競争の中、使わざるを得ない
非常に複雑な問題ですが、この事が原因でそのようなコメントをされたのだと思います。

ここで私が考えることは、それらの業界用語の聞きなれない
漢字やカタカナ文字の食品素材を使わない事が大事である。
というわけではありません。
私も消費者の一人です。正当なものなら大歓迎です。

大事な事は、
本当に消費者のために使うべきものなら使う
使うべきでないものは使わない事だと思います。

この事は、食を扱うメーカー、問屋、お店も
理解しているはずだと思います。

私は 本当に消費者のために使うべきものなら使う
使うべきでないものは使わないことと決めました。

>>【3】本場●●、産地表記の謎


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